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心を刺激するテーマ。

時間をムダにしている人に共通する5つの習慣

Pick The Brain:やることはたくさんあるが時間がない。

皆さんも同じかどうか分かりませんが、私はいつも、たくさんのことが自分の注意を引こうと目の前に迫ってくるような忙しさに追われています。

返信しなければいけない緊急のメールや、週末までに送らなければいけないファイル、そして先月からずっと観たいと思っていた映画など、やろうと思っていることはたくさんあります。

ワークライフバランス」なんて、やることが山積みになっているときはただの空想上の考えにしか感じられないでしょう。

皮肉なことに、できるだけ多くのことを済ませようとすると逆効果になることがあります。

以下に5つ、非生産的になってしまう習慣をまとめました。自分に当てはまるものがないか見てみましょう。

1. できるだけ多くのことを済ませる


無理な状況で必死にすべてをこなそうとして、すり切れている人々を見たことがありませんか? イライラしながら息をする時間もないほどにあちらへこちらへと走り回る人たちがいます。すべてをこなそうとするのは、自分のタスクの優先順位をつけられていないことの証拠です。

こう考えてみましょう。私たちが1日にこなす仕事がもつ影響力は、とても小さいかほとんどないに等しいはずです。すべてをこなさなければいけないと考えるのではなく、一歩下がって本当に終わらせる必要のある重要なタスクが何か、順位をつけてみましょう。


2. 適当にやる


私が学校に通っていた頃、クラスでスピーチをすることになったとき、必ず1人は「適当にやるわ!」と言う人がいたことを覚えています。

たしか、その人はクラスで1番スピーチが上手だったわけではなかったと思います(もし1番上手だったらそれは適当にやっていたわけではないことになるので)。

高いパフォーマンスをする人々は、口先だけではなくて心が前向きです。周到に準備して毎日練習するから、本番で文句なしのパフォーマンスを出せるのです。

もし他より秀でたいならば適当にこなすのはやめて、その代わりにしっかり練習しましょう。


3. 自分に自由時間を与えない


よく勘違いされるのが、成功した人々は昼夜を問わず働いて、楽しみや遊びに時間をとらないと思われていることです。

これはまったくデタラメです。

クリエイティブな人々やイノベーターはアイデアを探すために休み時間を必要とします。きちんと出かけて遊ぶことで、問題を違った観点から見れるようになるのです。

もしリフレッシュしてクリエイティブになりたいのなら、仕事をする中でも休憩時間を取るようにしましょう。


4. ランチを抜く


私の友人の1人がある日、1日18時間休憩なしで働かなければいけなかったときのことを自慢してきました。しかも、食事も昼寝もなしだったそうです。

その傍ら、別の友人は適度な睡眠をとり、自炊してきちんと食べ、多くの時間とエネルギーを自分の趣味に使えています。

食事を抜くことはエネルギーと集中力を下げます。そのため、時間内にできる仕事の量が減ります。そして、すぐにお腹が満たせるジャンクフードやスイーツなどをもっと食べたくなる欲求が高くなります。

健康的な食事は、意識をクリアに保てるだけでなく、不健康な食生活も防ぐのです。


5. すべてをマイクロマネジメントする


マイクロマネジメントはすべてを自分の思い通りにしたい完璧主義者に共通する問題です。他人の仕事に干渉し、「もっと低価格でこなせたはずだ」と言って自分の考えるやり方でやろうとする人。あなたは身に覚えはありませんか?

マイクロマネジメントの悪いところは、周りの人が自分の仕事がリスペクトされていないと感じて息苦しくなり、不満を感じてしまうことです。

細かいところにいちいち目をつけるより、もっと大きな視点でものごとを見てみましょう。自分の裁量を少し緩めて、ほかの人に決定権を託してみましょう(ある程度で構いません)。あなたの精神的にも、そのほうがラクになることでしょう。

今日は限られた時間で何をしますか?

時間をムダにしている人に共通する5つの習慣